中2階を造るメリット
マイホーム建設において、中2階の設置を考えている人は少なくありません。これは、1階と2階の中間に設けられるスペースのことです。その魅力は、家族同士でコミュニケーションを図りやすい点です。一般的な2階建ての場合、1階と2階で生活空間が完全に分かれるので家族同士で会話をしにくいと言えます。しかしながら、中2階だと適度な距離感がありながらも、顔を見合わせることが可能です。そのため、プライバシーを確保しながら気軽にコミュニケーションができるというわけです。また、中2階は書斎、キッズスペース、趣味の部屋など様々な用途で活用できるのも魅力です。中2階の下部分を利用すれば、収納スペースになります。したがって、子どものおもちゃ、季節家電、大きな家具も収納できるので非常に便利ですよ。
室温管理に気を配ろう
中2階は様々な用途に活用できますが、室温管理が難しいのが難点といえるでしょう。気温が下がる冬場の場合、上の階に温かい空気が集まりやすいので下は寒くなりやすいです。また、夏場の場合、冷たい空気は下に集まるので中2階は暑くなりやすいと言えます。一年中快適に過ごすためには、断熱性能や気密性能にこだわる必要があります。例えば、住宅の壁や屋根、窓などの材質を工夫すれば断熱性や気密性がアップすることでしょう。あるいは、暖房器具やサーキュレーターを設置することもおすすめです。その他、中2階は特殊な構造なので、専門知識が備わっている住宅会社に相談することも大事です。ホームページを確認して、中2階住宅の施工実績が豊富な会社に依頼するといいでしょう。
ローコスト住宅は、設備や間取りに関するコストカットをすることで、低予算での建築を可能とする住宅を指します。
